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なんでも巨大アートになる美術館、作りました。

ミニチュア美術館を作って、色々なものを巨大アートにしてみた!

 

こんにちは。Mozuです。

 

先日、久しぶりに美術館に行ってきました。そこで見た巨大アートが凄かったんです!

 

ミニチュア美術館と本物のドロップの写真
巨大なドロップス

 大きい!!

 

展示室に入ると、目に飛び込んでくる巨大なドロップス。

 

何でも巨大になると面白いものですね。僕もいつか巨大アート作ってみたいな〜と思いました。

・・・と、見せかけて〜

ミニチュア美術館の中に入る手
巨大な手!?

 

そう!

 

"ミニチュアの美術館"を作って、本物のドロップス巨大アートにしていたんです!!

 

今回制作したのは、「何でも巨大アートになるミニチュア美術館」。

ミニチュア美術館の写真
ミニチュア美術館の全貌

この発想を思いついたのは、2018年の暮れ。

 

ミニチュア作品に一円玉を置くと、まるで巨大な一円玉のように見えます。

 

それを見て、「この現象は何か作品に使えないかな」と思ったのがきっかけでした。

ミニチュアの部屋の写真
15歳の頃制作したミニチュアの部屋。一円玉が巨大に見える。

・ミニチュア美術館の設計図


アイデアを思いついたら、さっそく設計図を書いていきます。

 

この段階で、脳内にある完成図をどこまで引き出せるかがポイントになります。

 

また、制作を進める上で起こりうる問題を予想して書き出しておくのも大切です。この作品の場合、壁に展示する絵画が写真展のようにならないよう注意しました。

ミニチュア美術館の設計図。
ミニチュア美術館の設計図。今作はこの一枚から始まった。

・試作品


「1ヶ月もかけて作ったのに、完成してみたら全然面白くない!」という最悪の事態を防ぐために、最初に「この作品は本当に時間をかけて作る価値があるか」を見極める試作品を作ります。

 

脳内では面白くても、形にすると全く面白くないことがほとんどです。

 

必ず、この段階で面白いことを確信してから、制作に進みましょう。

ミニチュア美術館の試作品1

ダンボールの上の面に穴を開けて、

ミニチュア美術館の試作品2

中にルービックキューブと人形をセット。カメラを中に入れてみると…

ミニチュア美術館の試作品3

大方狙い通り、巨大な空間のように見えました!(壁の絵画はフリー画像を合成しています)


・ミニチュア絵画の制作


次に、展示するミニチュア絵画を作っていきます。既に世に出ている絵画ばかりではつまらないので、自分で撮影した写真やフリー素材を加工して、絵画っぽく仕上げてみました。

 

※上段左から2番目の作品と中央のライオンのみ、著作権フリーの絵画を使用しています。

ミニチュア絵画を作っている画面のスクリーンショット
ミニチュア絵画をPhotoshopとIllustratorで制作していきます。

プリントアウトして、額に飾っていきます。この額作りにとても時間がかかりました。

ミニチュア絵画を指で摘んでいる写真
ミニチュアの絵画が完成した。

この額は、黒い厚紙の真ん中を切り抜き、そこに紙をはめて作っています。仕事の合間に進めているので、この額を全て作るだけで2週間くらいかかっています。


・ミニチュア美術館本体の制作


ミニチュア美術館の組み立て前の写真

ミニチュア美術館の本体を作っていきます。ここからは手順が多いので箇条書きで。

  1. 床・壁・天井は、世界堂で売っている木製パネル(裏に補強が入っている板)を使用。
  2. 床の布はしっかり張ってパネルのサイドに釘で打ち付けて固定(最初、木工ボンドで張ったら布に滲んでぐちゃぐちゃになってしまいました)。
  3. 壁紙は、これまた世界堂で売っている「イラストレーションボード(KMKケント)」を使用。黒い幅木は塗装で再現。
  4. 先ほど制作した絵画を両面テープで壁に貼っていきます。貼る高さや絵画同士の幅に気を使いました。

この4行程だけで1週間ほどかかっています。

 

そして、できたのがこちら!

ミニチュア美術館の仮完成

う〜ん…

 

あれ…?あんまり本物の美術館には見えないな…ローディも巨大には見えない

 

 

 

…そもそもこのアイデアって面白いのかな…いや、うん多分大丈夫。…電飾したら一気にそれっぽくなるはず!

 

 

 

…頼む面白くなってくれ(眠れぬ深夜2時)


・LEDを使った電飾


本体ができたら、電飾をしていきます。今まで最大3つのLEDしか光らせたことのない僕にとって、10個以上光らせるのは挑戦でした。

ミニチュア美術館の点灯

まず1個。おぉ、なんか美術館っぽい雰囲気になったかも…!よし、この調子でどんどん電飾していくぞ〜!

 

でもちょっと色が青すぎたので、LED本体に薄めた黄色を塗りました。

 

スポットライトのカバーは、LEDをプラパイプで覆って再現しています。

ミニチュア美術館の電飾作業の写真
ミニチュア美術館の天井の電飾をしているところ。

2日かけて15個全部の電飾が終わりました!

さー、うまく光ってくれるかな〜。ドキドキしながらコンセントに繋ぐと…!

パッ

ミニチュア美術館の全体図

おぉー!いいじゃん!!

ようやく、最初脳内にあった完成図が見えてきました。ここまできたらあと一息!

 

あーようやく安心した…


・フィギュアの塗装


作品を鑑賞している人を足していきます。

 

今回は、「Preiser」という、海外のメーカーのフィギュアを使用しました。スケールは1/45です。

 

塗装済みで販売しているのはありがたいのですが、今回は日本の美術館が作りたかったので、髪や服の色を塗り直して、なんとなく日本人っぽい感じにしました。

 

男性の背中が寂しかったので、プラ板と黒い紙でバッグを作ってあげています。

ミニチュア美術館のフィギュア
左が修正前で、右が修正後。

小物の追加や、髪の色や女性のブーツの色を変えるだけでずいぶん日本人っぽくなりました。

さて、これで全てのパーツは揃いました。ミニチュア美術館を作り始めて1ヶ月。いよいよ待望の「遊ぶ時間」です!


・撮影!


さっそく相棒とスーパーに買い物に行き、「これ巨大アートにしたら面白いんじゃない!?」「それ絶対面白い!」と店内を歩き回りました。凄く楽しかった!いやー、これがしたかった!!

 

ワクワクしながら仕事場に帰って、いよいよ撮影開始です!

ミニチュア美術館の撮影風景
遊んでいるようにしか見えませんね…笑

なお、撮影に使った食材やお菓子は、この後全てスタッフが美味しくいただきました。


・ミニチュア美術館で色々なものを巨大アートにしてみた!


ミニチュア美術館と本物のエリンギ。
巨大なエリンギのオブジェ。

休日に美術館にやってきた一組のカップルが、巨大なエリンギのオブジェに圧倒されている────

 

僕が見たかった光景を、ようやく見ることができた。

苦労して取り付けた15のLEDが点灯した瞬間は感動したし、ただのエリンギを中に入れて、スマホ越しに巨大アートに見えた瞬間は震えた。

 

僕は、制作の苦労が一瞬にして無になるこの瞬間が好きだ。

 

ミニチュアの美術館は、撮影のマジックによって広大な空間になった。

ミニチュアを本物に見せる撮影のコツは、「ミニチュアの中に住んでいる人の目線の高さ」にカメラを持っていくことだ。

 

さぁ、他のアイデアも見ていこう!

ミニチュア美術館と本物のさくらんぼ
巨大なさくらんぼ。
ミニチュア美術館と本物の野球ボール
巨大な野球ボール。
ミニチュア美術館と本物のコショー
巨大なコショー。
ミニチュア美術館と本物のお寿司
巨大なお寿司。

あーやばいむちゃくちゃ楽しい!!!!次は何撮ろうかな!

 

あ!そうだ

 

動画も撮ってみよう!!

※なお、撮影に使用した食品やお菓子は全て、この後スタッフが美味しくいただきました。


動画で遊んでみよう!


と、動画もこの記事内で紹介したかったのですが、諸事情ありましてまた次の記事で紹介します。

なるべく早く更新しますね〜!

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

楽しんでいただけましたでしょうか。

 

それではまた!

 

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